静的ストレッチと動的ストレッチ|違いを理解すると、身体はもっと変わる
- 尚輝 前山
- 5月18日
- 読了時間: 3分

「ストレッチが大切なのは分かるけど、結局どれをやればいいの?」
そんな疑問を持っている人は多いと思います。
実はストレッチには、大きく分けて
静的ストレッチ(スタティックストレッチ) と動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
の2種類があります。
そして、この2つは“目的”が全く違います。
違いを理解せずに行うと、
・身体が動きにくくなる
・力が発揮できない
・疲れやすくなる
・怪我につながることもあります。
今回は、フリーダイビングや日常生活にも大きく関係する、
「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」の違いについてまとめます。
静的ストレッチとは?
静的ストレッチとは、筋肉をゆっくり伸ばし、その状態を一定時間キープするストレッチです。
一般的にイメージされる、前屈や開脚などの“止まった状態のストレッチ”がこれにあたります。
主な目的
・筋肉をリラックスさせる
・柔軟性向上
・副交感神経を優位にする
・疲労回復
・筋緊張を下げる
おすすめのタイミング
・運動後
・就寝前
・リラックスしたい時
・呼吸を整えたい時
静的ストレッチとフリーダイビング
フリーダイビングでは、「力を抜けるか」が非常に重要です。
身体が硬い状態だと、
・無駄な筋緊張
・酸素消費量の増加
・フィンキック効率低下
・耳抜き時の首周りの緊張につながります。
特に胸郭、肩、股関節、足首の柔軟性は重要です。
静的ストレッチによって身体の緊張が抜けると、呼吸も深くなり、
水中でもリラックスしやすくなります。
「深く潜る」のではなく、“力を抜いた結果として自然に深く潜れる”
それが理想的な状態です。
動的ストレッチとは?
動的ストレッチとは、身体を動かしながら筋肉や関節を動かすストレッチです。
ラジオ体操や、脚振り、肩回し、軽いジャンプなども動的ストレッチに含まれます。
主な目的
・体温上昇
・血流改善
・神経系の活性化
・可動域向上
・運動パフォーマンス向上
おすすめのタイミング
・運動前
・海に入る前
・トレーニング前
なぜ運動前に静的ストレッチをやりすぎると良くないのか?
運動前に長時間の静的ストレッチをすると、筋肉がリラックスしすぎてしまい、
・瞬発力低下
・筋出力低下
・身体が重く感じる
ことがあります。
そのため、海に入る直前やトレーニング前は、まず動的ストレッチで身体を温めることが重要です。
フリーダイバーにおすすめの流れ
海に入る前
軽いウォーキング
肩回し
股関節回し
足首運動
軽いフィンキック動作
↓
身体が温まってから、
↓
軽く静的ストレッチ
この流れがおすすめです。
日常生活でも重要
現代人は、長時間のスマホやデスクワークによって、
・呼吸が浅い
・肩が上がる
・股関節が硬い
・首が緊張している
状態になりやすいです。
すると交感神経が優位になり、疲労感やストレスも抜けにくくなります。
静的ストレッチで身体を緩め、動的ストレッチで身体を動かす。
この両方を組み合わせることで、身体は本来の動きを取り戻しやすくなります。
まとめ
静的ストレッチと動的ストレッチは、どちらが良い悪いではなく、“使い分け”が重要です。
静的ストレッチ
→ リラックス・柔軟性向上・回復
動的ストレッチ
→ 身体を温める・動きやすくする・パフォーマンス向上
フリーダイビングでも日常生活でも、「力み」を減らすことは非常に大切です。
身体を整えることは、海を安全に、そして心地よく楽しむことにも繋がります。
陸でしっかり整え、海で解放する。
そのためにも、ストレッチを“なんとなく”ではなく、目的を理解して取り入れてみてください。



コメント