top of page
検索

禅とフリーダイビング

“静けさ”を鍛えることが、人生を変える


禅とフリーダイビング

日本には昔から、「心を整える文化」があります。

その代表のひとつが、**坐禅(ざぜん)**です。


坐禅というと、

  • お寺で行う修行

  • 難しそう

  • 特別な人がやるもの

そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。


しかし本来の坐禅は、とてもシンプルです。

“今この瞬間”に意識を向け、呼吸や身体、

心の状態を観察すること。


実はこの感覚は、

フリーダイビングと非常によく似ています。

フリーダイビングは“動く禅”


フリーダイビングでは、深く潜ろうとすればするほど、

力みや焦りは大きな障害になります。


「もっと息を止めたい」

「もっと深く行きたい」

「失敗したくない」


そうした雑念が増えると、

  • 呼吸が浅くなる

  • 心拍数が上がる

  • 身体が緊張する

  • 酸素消費が増える

結果として、苦しくなります。


逆に、

  • 呼吸を感じる

  • 身体を観察する

  • 余計な力を抜く

ことができる人ほど、自然に深く潜れる。

これはまさに、坐禅の感覚そのものです。

坐禅で大切なのは「無理に考えを消そうとしないこと」


坐禅と聞くと、

「無になる」「何も考えない」

というイメージを持つ人もいます。


しかし実際には、無理に思考を消す必要はありません。

雑念が浮かんでも大丈夫です。


  • 今日の予定

  • 不安

  • 過去のこと

  • 海での失敗

いろいろ浮かんできます。


その時に大切なのは、

「雑念が浮かんでいることに気づく」

こと。


気づいたら、また呼吸へ意識を戻す。

この繰り返しが、坐禅です。


フリーダイビングでも同じで、

不安や焦りが出てきても、


「今、不安になっているな」


と気づき、呼吸へ戻れる人ほど、

落ち着いて潜れるようになります。

坐禅の基本的な方法


坐禅は、特別な場所がなくても行えます。

最初は1日5〜10分でも十分です。


① 姿勢を整える

床やクッション、椅子に座ります。

大切なのは、“頑張って良い姿勢を作る”ことではなく、

自然に背筋が伸びる姿勢を見つけること。


ポイントは、

  • 骨盤を立てる

  • 背筋を軽く伸ばす

  • 肩の力を抜く

  • 顎を軽く引く

フリーダイビングでも、姿勢が崩れると余計な力みにつながります。


坐禅も同じで、姿勢が呼吸や心の状態に影響します。


② 呼吸を観察する

坐禅では、呼吸をコントロールしようとしすぎません。

まずは自然な呼吸を観察します。

  • 空気が入る感覚

  • お腹や胸の動き

  • 吐く時に身体が緩む感覚

を感じていきます。


慣れてきたら、

「長く吐く」

ことを意識すると、副交感神経が働きやすくなり、

身体が落ち着きやすくなります。


これはフリーダイビング前の呼吸法にも非常に近い感覚です。


③ 身体を観察する

坐禅中は、身体の状態も観察します。


例えば、

  • 肩に力が入っていないか

  • 顎を噛み締めていないか

  • 呼吸が浅くなっていないか

  • お腹に力が入りすぎていないか

などを確認します。


フリーダイビングでは、

小さな力みが酸素消費を増やします。


そのため、日頃から“力みに気づく練習”をしておくことが重要です。


④ 雑念に気づき、呼吸へ戻る

坐禅中は必ず雑念が浮かびます。

しかし、それは悪いことではありません。


大切なのは、

「雑念に気づいたら、また呼吸へ戻る」

こと。


これは、集中力を鍛えるトレーニングでもあります。


海の中でも、

  • 焦り

  • 恐怖

  • プレッシャー

に飲み込まれず、


“今この瞬間”へ戻れる人ほど、

リラックスして潜れるようになります。

現代人は“常に戦闘状態”


スマホ、SNS、仕事、人間関係。

現代人の脳は、常に大量の情報にさらされています。


すると身体は無意識に、

  • 呼吸が浅くなる

  • 首肩が緊張する

  • 交感神経が優位になる

  • 常に焦っている状態になる

つまり、ずっと“戦闘モード”になっているのです。


フリーダイビングでは、その状態のまま潜ると、

酸素消費が増え、リラックスできません。


だからこそ、普段から呼吸や身体を観察し、

“整える習慣”が大切になります。

日本人だからこそ知っておきたい感覚


海外では、瞑想やマインドフルネスが広がっています。


しかし日本には昔から、

  • 坐禅

  • 茶道

  • 武道

など、“整える文化”がありました。


フリーダイビングもまた、自然と向き合い、

自分と向き合う競技です。


深く潜ることだけが目的ではありません。


呼吸を整え、心を整え、自然と調和する。


その感覚は、海の中だけではなく、

日常にも繋がっていきます。

NAOKI FREEDIVINGが大切にしていること


NAOKI FREEDIVINGでは、

単に「深く潜る技術」だけではなく、

  • 呼吸

  • リラックス

  • 身体感覚

  • 姿勢

  • 心の状態

も大切にしています。


海の中でリラックスできる人は、

無駄な力が少なく、自然体で潜れる。


その感覚を身につけるためにも、

坐禅のような“静かな時間”はとても重要だと感じています。


禅とフリーダイビング

まとめ


禅とフリーダイビングは、

どちらも“静けさ”を学ぶものです。


本当に大切なのは、


「必要な時に力を抜けること」


呼吸を整える。

身体を観察する。

今この瞬間へ戻る。


その積み重ねが、海の中でのリラックスにも繋がっていきます。





 
 
 

コメント


bottom of page