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海の事故は「技術不足」だけじゃない

PADIリスクマネージメントセミナーで学んだこと



昨日、PADIのリスクマネージメントセミナーに参加してきました。

その中で特に印象的だったのが、

海の事故の多くは「お客様側の体調」が関係している

という内容です。

ダイビングやスキンダイビング、フリーダイビングでは、

  • 泳げるか

  • 深く潜れるか

  • 技術があるか

だけではなく、

“その日の身体の状態”

が安全性に大きく関わります。

海で起こる事故の原因


セミナーでは、

  • 体調不良

  • 注意不足

  • パニック

  • ロスト(見失い)

  • 病気

などが事故原因として挙げられていました。

特に印象的だったのは、

多くの事故に「体調」が関係していること

です。

疲労、睡眠不足、ストレス、脱水、運動不足、持病など。

陸上では問題なくても、

  • 水圧

  • 冷水

  • 緊張

  • 呼吸変化

  • 波や流れ

といった海特有の環境によって、身体へ大きな負担がかかります。

特に注意したい病気


海では、以下のような病気や症状にも注意が必要です。

・減圧症

体内に溶けた窒素が気泡化し、痛みや麻痺を引き起こす症状。

・意識喪失(ブラックアウト)

低酸素状態によって起こるもの。フリーダイビングでは特に安全管理が重要です。

・心臓の病気

年齢とともにリスクは上がります。自覚症状がない場合もあります。

・パニック

不安や恐怖によって呼吸や判断力が乱れ、事故につながるケース。



浸水性肺水腫とは?


今回のセミナーで特に印象的だったのが、

「浸水性肺水腫(しんすいせい はいすいしゅう)」

です。

これは、水中にいることで肺に体液がたまり、

息苦しさや呼吸困難

を引き起こす症状です。

最初は、

  • 少し苦しい

  • 息が吸いづらい

  • 胸が重い

  • なんか変

という軽い違和感から始まることもあります。

特に、

  • 40代以上

  • 女性

  • 高血圧傾向

  • 疲労状態

  • 冷たい水

  • 無理な運動

などでリスクが高まると言われています。

日本人に多い「我慢」


セミナーの中でも印象的だったのが、

日本人は異変を言えない人が多い

という話でした。

  • 他の人に迷惑をかけたくない

  • ツアーを止めたくない

  • 自分だけ休みたくない

  • 空気を悪くしたくない

そんな気持ちから、

「苦しい」「きつい」「何か変」

を言えずに無理をしてしまう人が多いそうです。

ですが、

海では“遠慮”より命が最優先です。

少しでも異変を感じたら、

  • 手を上げる

  • バディに伝える

  • インストラクターへサインを出す

ことが本当に大切です。

無理をしないことも“上手さ”


海では、

無理をしない人ほど安全です。

頑張ることよりも、

  • 早めに伝える

  • 休む

  • 中止する勇気を持つ

ことの方が大切な場面があります。

「なんか変」

その感覚を軽視しないこと。

自分の身体の声を無視しないこと。

それが、海を長く安全に楽しむために必要なことだと思います。

事故を防ぐために大切な「陸で整える」という考え方


海の事故は、

海の中だけで防ぐものではありません。

実は、

  • 睡眠不足

  • 運動不足

  • ストレス

  • 脱水

  • 食生活の乱れ

  • 呼吸の浅さ

  • 疲労の蓄積

など、

日常生活の状態

が大きく関係しています。

だからこそ、

「陸で整える」

ことが重要です。


陸でできる対策


・有酸素運動

ウォーキングや軽いランニングによって、

  • 心肺機能向上

  • 血流改善

  • 疲れにくい身体づくり

につながります。

・柔軟性を高める

身体が硬いと呼吸も浅くなりやすく、無駄な力みにつながります。

ストレッチやモビリティを行うことで、

  • 呼吸がしやすくなる

  • リラックスしやすくなる

  • 力みが減る

などの効果があります。

・呼吸を整える

普段から呼吸が浅い人は、緊張時にさらに呼吸が乱れやすくなります。

ゆっくり長く吐く呼吸を意識するだけでも、

  • 副交感神経が働く

  • 心拍数が落ち着く

  • パニック予防

につながります。

・しっかり休む

寝不足や疲労状態で海へ行くことは非常に危険です。

「せっかく旅行に来たから」「予約してるから」

ではなく、

休む勇気

も安全の一部です。

海の安全は、日常生活から始まっている


海の事故は、

技術不足だけで起こるわけではありません。

だからこそNAOKI FREEDIVINGでは、

潜り方だけではなく、

  • 呼吸

  • 身体づくり

  • 有酸素運動

  • 柔軟性

  • リラックス

  • コンディショニング

も大切にしています。

陸で整え、海で解放する。

安全に、長く、心地よく海を楽しむために。



 
 
 

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