ランニング瞑想とボディースキャン|フリーダイビングにつながる感覚
- 尚輝 前山
- 5月12日
- 読了時間: 4分

ボディースキャンがフリーダイビングを変える
フリーダイビングでは、「どれだけ力を抜けるか」がとても重要です。
深く潜ろうとすると、無意識に肩や首、脚に力が入り、
酸素消費や心拍数が上がってしまいます。
逆に、必要な力だけを使い、無駄な緊張を減らせる人ほど、
楽に・長く・深く潜れるようになります。
そこでおすすめなのが、ランニング中の“ボディースキャン”です。
ボディースキャンとは?
ボディースキャンとは、
肩に力が入っていないか
顎を噛み締めていないか
呼吸が浅くなっていないか
手や脚に無駄な力が入っていないか
など、身体の状態を観察しながら、少しずつ力を抜いていく練習です。
これはフリーダイビング中にもそのまま応用できます。
潜降中に、
力み
焦り
呼吸の乱れ
に気づけるようになることで、よりリラックスして潜れるようになります。
動きながら行うボディースキャン
特におすすめなのが、ランニング中に行うボディースキャンです。
動きながらボディースキャンを行うことで、
フリーダイビング中でも“動作をしながら無駄な力を抜く感覚”を
身につけやすくなります。
実施方法はシンプルで、
ランニング中の歩数やリズムに合わせて、
身体の各部位へ順番に意識を向けていきます。
例えば僕は、
「右足が5回地面を蹴るごとに、意識する筋肉を変える」
ようにしています。
肩
首
背中
胸
腕
前腕
お腹
お尻
太もも
ふくらはぎ
足首
というように、細かく部位を分けながら、力みや緊張がないかを観察し、
少しずつ脱力していきます。
ポイントは、
“筋肉を細かく分けて観察すること”
です。
細かく意識を向けることで、
自分でも気づいていなかった無駄な力みに気づけるようになります。
この感覚は、水中でのリラックスや酸素消費の軽減にもつながっていきます。
ランニング中の瞑想が集中力を育てる
ランニング中に、
呼吸
足音
身体感覚
へ意識を戻し続けることは、
“動く瞑想”のようなトレーニングになります。
走っていると、
「きつい」
「あとどれくらいだろう」
「今日の予定」
「周囲の音や景色」
「もっと速く走らないと」
など、意識はさまざまな方向へ逸れていきます。
しかし、そのたびに、
呼吸のリズム
足が地面に触れる感覚
身体の脱力感
動作の滑らかさ
へ意識を戻していく。
この“意識を戻す作業”そのものが、
とても重要なトレーニングになります。
フリーダイビング中も同じで、
「苦しくなってきた」
「深さが怖い」
「ちゃんと浮上できるかな」
「もっと潜らないと」
といった不安や雑念によって、
集中が乱れることがあります。
すると、
呼吸が乱れる
身体が緊張する
フィンキックが強くなる
心拍数が上がる
など、酸素消費が増える方向へ繋がってしまいます。
ですが、普段からランニング中に
“今この瞬間”へ意識を戻す練習をしていると、
「今、自分は焦っている」「今、力が入っている」「今、呼吸が乱れている」
という変化に気づきやすくなります。
そして、
呼吸を整える
力を抜く
動きを滑らかにする
今の感覚に集中する
ことができるようになります。
つまり、ランニング中の瞑想は、
「意識をコントロールする練習」
でもあるのです。
フリーダイビングでは、身体能力だけでなく、
集中力
リラックス力
不安との向き合い方
意識のコントロール
がとても重要になります。
だからこそ、日常のランニングをただの有酸素運動で終わらせず、“動く瞑想”として行うことには大きな意味があると思います。
日常生活でも「力を抜く練習」は重要
この感覚は、日常生活でもとても重要です。
現代は、
スマホ
SNS
通知
情報
など、常に刺激が多い環境です。
その影響で、無意識に身体や脳が緊張し続けている人も多いと思います。
だからこそ、定期的にボディースキャンを行い、
呼吸を感じる
身体の緊張に気づく
無駄な力を抜く
ことが大切です。
本当に重要なのは「休憩中に何をするか」
仕事や勉強の合間に休憩を入れることは大切ですが、もっと重要なのは、
「休憩中に何をするか」
だと思います。
休憩中にスマホやSNSを見続けると、脳は刺激を受け続け、
休憩後も集中力が戻りにくくなります。
だからこそ、
何もしない
呼吸を感じる
ボディースキャンをする
瞑想をする
こうした時間がとても重要です。
最初は何もしないことが難しくても、
ボディースキャンや瞑想を行うことで、身体や思考の緊張に気づき、
力を抜けるようになります。
フリーダイビングと日常はつながっている
フリーダイビングは、単に息を止めるスポーツではなく、
身体をコントロールする力
呼吸を整える力
意識を今に戻す力
が重要なスポーツです。
そして、その感覚は水中だけでなく、
日常生活の過ごし方とも深くつながっています。
陸で整え、海で解放する。
日常の中で“力を抜く練習”をすることが、
フリーダイビングの上達にもつながっていきます。



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